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| 夏休み その２ 2004/08/02ゲツヨウビ |
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残業終えて帰ってくると、うちに子どもが増えていた。
お隣のおばばのうちにお泊りしているひろくん＠甥っ子が来てたのだ。
じーちゃんばーちゃんと子ども一人で過ごすより、例えうるさいチビ小僧でも遊び相手がほしいらしい。たまたま休みで家にいた夫ったら、ありがとね。ひろくんったら１年前はちびろくのことを面倒がり、ぜんぜん構ってくれなかったのに。一体ナニが起きたのか、いつの間にやら仲良しこよし。
ちびろくが保育園および英語教室から帰ってきてからおばばのうちでひと遊び。それからちびろくはおうちに帰り、ごはんとお風呂はとーちゃんと。どうやらそのあと８時をすぎて、にーちゃんがやってきたそうだ。
ちびろくのためにおもちゃを組み立ててくれたり、いっしょにゲームを楽しんだり、もうちびろくはハイテンション。だけど子どもは寝る時間〜。
おばばのうちまでひろくんを送っていこうとしていたら
「ろくもいく〜」
とついてきて、名残惜しそうにうろうろしてる。
「ろくもおばばんちに泊まりぃよ（←泊まりなよ）」
「かーちゃんは？」
「かーちゃん明日お仕事やん。ろくだけお泊りするならいいよぅ〜」
「えー、やだー」
「一人ならさびしいかもしれんけど、おれがおるっちゃけんいいやん。いっしょにねようよ」
「かえる〜」
やんちゃなようでも意気地なし。甘えた小僧のちびろくは、一人でお泊りできません。
従兄弟といっしょに泊まるって、すごーくたのしいことなのに。ひろくんも、もう３年生。おばあちゃんちに泊まりにくるのもあと数年のことなのに。
お友だちとは「夜まであそぶ」「お泊りする」はいくらなんでも難しい。
「従兄弟同士ですごす夜」は、たのしい子どものイベントだ。今のうちに楽しんでおかなくちゃ、これって期間限定なのに！
「ねぇひろくん？今度は金曜の夜とか土曜日に遊びに来なよ〜。だったらおばちゃんちにお泊りしてもいいしさぁ」
「えー、無理ー。おれ、金曜は英語っちゃもん」
「だっておばちゃん、平日は仕事やもん。ひろくんのかーちゃんに聞いてみてよぅ」
「はい、はい」
今どきの３年生ってこんなもの？ちびろくもあと４年後には、こんなになっているのかなぁ。なんだかすごーく体もでかいし、言ってることもいっぱしだ。
「今でもぜんぜんかわいいし、まだまだ子どもねって思うわよ」
と姉は常々言っているが、ほんとかぃってな感じである。
「かーちゃん、おっぱぁ〜い♪おっぱいのむー。ちゅうちゅうちゅう〜」
赤ちゃんのふりしておっぱいを触りにくるのもいつまでか。大きくならなきゃ困るけど、急がなくっていいからね。
まだかーちゃんに甘えたい息子を堪能してる夏 |
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