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断乳！？ |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/03/30土] |
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その日は突然やってきた
２さいを過ぎてもおっぱい小僧。遅くに帰ってきたかーちゃんに抱きついて
「おっぱぁ～い♪」
とカワイクねだり、おっぱいをちゅくちゅく吸いながらシアワセ～な眠りについていたちびろくだが、とうとうおっぱいを卒業するときが来たらしい。
最近のちびろくのおっぱいスケジュールは
① 朝起きぬけにだっこでちゅくちゅく（←飲まないときもある）
② 夜、添い乳でちゅくちゅくしながらねんね
③ 夜中２時ごろフニャフニャ起きたときにちょっと
④ 朝方５時ごろフニャフニャ起きたときにちょっと
という感じだった。ちちが張ることはまったくないが、お風呂で試しにしぼってみると細い線がぴゅっと飛ぶ。しかし出は相当悪くなっているようだ
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金曜、土曜と二晩続けて夜中の２時過ぎにギャーとハゲシク泣いたちびろく。どうやら、おっぱいが足りずに眠れないらしいのだ。
いつも通り９時過ぎに添い乳で眠ったちびろくさまが、夜中の２時ごろフニャフニャ起きた。大抵はちちに吸いつかせれば、５～１０分ほどちゅうちゅう吸ってオヤスミになるのだが、今回はそうは問屋が卸さない
金曜の夜は結局起きてしまい、さんざん手こずらせた挙句ビデオを見ながら力尽き、すこしだけちゅくちゅくしてオヤスミになった
土曜の夜は、いよいよ出ていないらしい。ちびろくは、いつまでもいつまでも出ないちちを吸い続ける
ぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅうぢゅう
いつまでもいつまでも出ないおっぱいを吸われ続け、わたしは痛くてたまらない。出ないおっぱいを吸われるのがこんなに痛いとは思わなかった。２時間近く同じ体勢を強いられて、当然眠れず関節も痛み、腹まで痛くなってくる
連日の吸い攻撃に耐えかねて、ちちくびは擦り切れ血が滲み、布切れが触るだけでもヒリつくのに、２さいすぎの子が渾身の力を込めて２時間も吸うのだからたまらない
「いったーーーーいッッ！！！かーちゃん痛いって言ってるでしょうッッ！！」
とうとう怒鳴りつけてしまったのだ
ちびろくは、びっくりして吸うのをやめた
しまった、やりすぎた
かーちゃんのおっぱいはもう出ないのよ
ちびろくが、いっぱいいっぱい飲んだから、もうおしまいになったの
黙り込んだちびろくに繰り返し言い聞かせる
ちびろくはそのまま静かに眠り、わたしもホッとして眠りについた
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断乳！？２日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/03/31日] |
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| 09:30 |
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おっぱい飲まない朝
おとといと昨夜の騒ぎですっかりボロボロなわたし。
朝食の仕度もちびろくの世話も夫に任せぐうぐう朝寝を楽しんだ。朝、おっぱいと泣くのを放っといたら夫が起きてくれたのだ。いい加減しろと叱られてしぶしぶ起きると、早速抱っこのちびろくさま
「おっぱいー」
と言いながらわたしのとシャツをペロンとめくる
「おっぱい出るかなぁ」
「出るよぅ」
「出るかなぁ」
「出るよぅ」
出るよぅとは言いながらも、ちびろくはちちくびに吸い付かない
ちびろく、飲んでみてもいいよ。おっぱい出ないと思うけど。出なかったらごめんね
おっぱいはねぇ、ちびろくが赤ちゃんのときからいっぱいいっぱい飲んだから、からっぽになっちゃったのかなぁ。ジュースも全部飲んだらなくなるでしょう？おっぱいも全部飲んだらなくなっちゃうんだよ。ちびろくがみーんな飲んじゃったんだよ
話しかけても黙っている。ちちくびを指でさわりニコニコするだけで、結局吸いつくことはなかった
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| 19:00 |
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かーちゃんに抱っこでごはん
「おっぱいー♪」
とシャツをめくるのはいつもと同じ光景だが、やっぱり吸わないちびろくさま
「出るかなぁ」
「出るよぅ」
朝と同じ押し問答が繰り返されたが、結局吸わずにごはんを食べた
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| 21:00 |
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とーちゃんとねんね
わたしが外出した１５分ほどの間に、夫が抱っこで寝かしつけてくれていた。感謝
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断乳！？３日目 |
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ちびろく１１ヶ月ちょうど [2002/04/01月] |
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| 02:00 |
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おっぱいを飲んだ
ねかしつけのときに飲ませなかったからか出たらしい。すこしの間ちゅくちゅくして、コトンと眠った
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| 06:30 |
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朝、のまない
「おっぱい」とも言わず、横抱っこの姿勢（←抱っこでおっぱいを飲むときのスタイル）も取ろうとしない
抱っこお化けではあるものの、おっぱい小僧ではもうないのだ
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| 20:30 |
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とーちゃんとねんね
わたしは会議が長引き22:30すぎの帰宅
ちびろくはとーちゃんんとねんねしたようだ
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断乳！？４日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/02火] |
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| 00:00 |
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ギャーギャー泣き
半分覚醒した状態で泣き喚くちびろく。電気をつけると目は開けたが今度は
「いたいー、いたいー」
と叫びだす。どこが痛いのかわからない。叱られて拗ねて泣くときも「いたい」と泣くので、きっと気持ちがイタイのだろう。ココロが痛いというヤツだ
しまじろうのビデオをつけると、わたしの膝にぺたんと座りぺったりカラダを寄せてくる。２０分のビデオが終わる前にクークーかわいくオヤスミになった。やれやれ
かーちゃんはちびろくがすきすきー
途切れることなく話しかけながら布団に置くが、置いたとたんにぎゃーと泣く
それを２回繰り返し、３度目に転がって泣いたのを抱き上げずそのままお背中トントンしてやると
「いたいー」
と言う。トントンをやめると静かになりそのままねんね
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| 02:00 |
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おっぱいイヤー
またもやギャーと泣き出したちびろく。わたしも眠くて起き上がれない。脇に取込みヨシヨシと、とにかくあちこち撫でてやる
「いたいーいたいー」
添い乳の姿勢でぴったりくっつき、ヨシヨシとトントンを繰り返す。試しに
「おっぱい飲む？」
と聞いてみると
「イヤーッ」
とハゲシク拒否された
ちびろくは、もうおっぱいを飲まないと決めたらしい
かーちゃんとしては、別に断乳するつもりなんてなかったのに～（泣）。やっぱりこの前怒鳴ったのがいけなかったのだろうか。グシュン
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| 06:45 |
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ケーキでご機嫌
朝ふにゃふにゃと泣いて起きたちびろく。大泣きにならないうちに抱き上げて、オムツ交換も省略しお膝に抱っこで甘やかす。ちびろくは
「おっぱいー、おっぱいー」
と泣いているが、とりあえず
「あれー、おっぱい～？え～？」
と誤魔化して
「ちびろく、ケーキ食べようか」
と言ってみた
「ウン！」
ゲンキンなもので、たった今まで泣きべそをかいていたちびろくは瞬間的にバッチリと目覚め横抱っこの姿勢から慌ててまっすぐ座りなおした。
かーちゃんのおっぱいはケーキにも負けるんかぃ！
ニコニコとケーキを頬張るちびろくが何だか憎たらしく見えちゃったわ
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| 11:00 |
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勝手な思惑
仕事中、何だかちちが張ってきたような感じがする。日曜の夜中に飲んだのを最後に、ちびろくはおっぱいを飲んでいない。
断乳するぞ！と決意して始めたわけでもなく、わたしとしてはまさか断乳なんてするつもりはなかったから、寂しくてたまらない。最後に抱っこして飲ませたのがいつだったかすらも覚えておらず（←たぶん金曜の朝）、そんなことを考えると哀しくなる。
そんなのはわたしの勝手な感傷だとは知っていても切ないものだ。
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| 21:30 |
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ビデオを見ながら抱っこでねんね
わたしが帰るとちびろくは、とーちゃんのお膝でビデオを見ていた。周りにミニカーをばらまいて、片手にミニカーを握りしめ、もう片方の手はしっかり大きいぶー（←コンビカー。ちびろくの大すきなおもちゃ）に伸ばしている。
いつもなら
「かーちゃーん！」
と駆け寄ってくるのに、今日は知らないふりをしてこっちを見ようともしやしない。それでも
「ただいま、かーちゃん帰ってきたよ」
と声をかけるとうれしそうに笑顔を見せ、わたしの膝にうつってきた。
しかしわたしが抱っこしても、ちびろくはおっぱいの体勢を取らない。いつもならここでシャツをめくり
「おっぱいー♪」
とねだるはずなのに
そのまま一緒にビデオを見ているうちに、眠気が頂点に達したらしい。何度かあくびをしたあとにコトンとすんなりねむってしまった。その間２０分くらい。ちっともぐずることもなく、ストンと眠ってしまったのだ。
もうおっぱいはいらないのね。かーちゃんは何だかショックで悲しいわ。グシュン
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断乳！？５日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/03水] |
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| 00:30 |
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ギャーギャー泣き
今夜もまたちびろくの泣きが始まった
「いたいー、いたいょおー」
と繰り返し叫び続け
「だっこーぉ」
と手を伸ばす
ちびろくの映っているビデオをつけ、抱っこしたまま一緒に見る
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| 01:40 |
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寝ない
相当眠そうなのに、ちっとも寝ようとしないちびろく
落ちてくる瞼を必死にこじ開け、車のおもちゃで遊んでいる
親はすでに疲労困憊。夫婦間に会話はなく、目もうつろになってきた
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| 02:30 |
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ねんね
事態は悪くなる一方だ。ちびろくはすっかり目が覚めて元気イッパイ遊んでいる
「ぶーもねんねよ」
と、布団に車を持ち込んで誘い込み、やっとねんね
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| 06:30 |
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食欲旺盛
フニャフニャ起きて抱っこをせがみ、ビデオをつけろと騒いだものの、すぐに持ち直しご機嫌さん
ちびろくは食欲モリモリでミルクを飲み、三角のおにぎりをパクついた。今まで、朝は食欲がなかったのが嘘のようだ
わたしも夫も、朝からどろどろに疲れている。体がぼろ雑巾のように感じられ、重いのだ。久々のこのだるさは、ちびろくが１さいのころ病気続きのとき以来カモ
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| 20:30 |
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かーちゃん帰宅
とりあえずお風呂に入って準備万端。いつでも来い！の体勢を整える
連日の寝不足がたたり、夫もわたしも眠くて死にそうな状態だ。肝心のちびろくはエンジン全開でお出かけごっこを繰り返す
コンビカーにまたがって
「ばいばーい」
とリビングから出て行ってキッチンまでお出かけし
「かえってきたょお～」
と戻ってくる
きょうねぇ、ぞうさんにいったょお
きょうはがおー（ライオン）にいったょお
ぞうさんやライオンは、土曜日に公園で遊んだまたがるタイプの遊具のことだ。いつもなら微笑ましいお出かけごっこも眠い親にはかなり苦しい。わたしも夫もどんどん無口になっていく。
「いってくるょおー」
と元気に叫ぶちびろくを「いってらっしゃーい」と笑顔で送り出すことすら難しい状態だ。タスケテー
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| 22:30 |
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ねんね
とりあえず親が布団に入り、ねんねしようと誘ってみた
ちびろくは、寝室に入ってはきたものの布団には入らず、布団と壁の隙間にある畳のスペースに転がり、結局そのまますんなりねんね
ちびろくは眠るきっかけがつかめずに困っているのだと思う
添い乳に代わるねんねの儀式がきっと必要なのだろう。ねんねのときのお約束のねんねぱいがなくなって、遊びから就寝の切替えがうまくできない状態なのだ
わかっていても、全然助けてやれないよ。どうすればいいのかなぁ
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断乳！？６日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/04木] |
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| 02:00 |
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フニャフニャ泣く
添い乳の体勢でシャツの上からおっぱいをまさぐり、そのままねんね
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| 05:00 |
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フニャフニャ泣く
同じく添い乳の姿勢でおっぱいをまさぐってねんね
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| 06:25 |
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朝ごはんは食欲旺盛
起きて泣いているのを放って顔を洗いに行ったら
「ろくもいくー」
と言いながらわたしが戻ってくるまで泣いていた。スマン
いつもは朝は食の細いちびろくがいっぱい食べた
おにぎり、茹でキャベツの胡麻和え、りんごといちご
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| 21:30 |
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ねんね
わたしが帰宅する前に夫が寝かせてくれた
３７℃熱があり、ちょっと心配
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| 23:20 |
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大泣き
わたしがお風呂に入っているとギャーと泣き声が聞こえてきた。やれやれ、今夜も戦闘開始
ちびろくは目をつぶったままギャーギャー泣き続ける
風呂も入って準備万端、わたしも気持ちに余裕があるからイライラせずに相手ができる。抱っこしても
「イヤーッ！イヤーッッ
と、手足をジタバタさせて暴れるため、布団に転がし見守る体勢。頭を撫でて話しかけ何とか落ち着かせようとするのだが、ちっともボリュームは下がらない。
「いたいー、いたいー」
「なぁに？どこが痛いの？あんよ？おはな？おてて？ちんちん？」
お気に入りのかーちゃんビデオをつけてみるが効果なし。キーキー甲高い声で泣き叫ぶ。やっと目を開け抱っこされるが、それでも泣きは止まらない。目は開けているのだが、あらぬ方向をひしっと見つめ、怯えた顔で泣いている。
何か見えているんじゃないでしょうね、とわたしのほうがびくびくだ。
途中、泣き叫ぶちびろくを見かね、夫が抱っこを代わってくれた
途端にちびろくは一段とでっかい声で泣き叫ぶ
「イヤー！イヤー！」
「そうか、ちびろくはかーちゃんがいいか」
とーちゃんの悪者作戦が功を奏し、ちびろくは完全に目覚めたようだ。今度はおとなしくわたしに抱かれ、ぺたんと顎を肩にのせる。
立て抱っこしてゆらゆら揺らしながらビデオを鑑賞し、今度はテーブルにつけと言う。
先ほど夫が用意してくれたりんごとイチゴを食べ、コップでジュースをすこし飲む
「かーちゃんとねんねしようか。お話してあげようか」
「イヤー」
ちびろくは、テレビの前の床に座ったわたしの膝に前を向いて腰掛けてテレビの画面を見つめている。とっくにビデオは終了し、スターTVの宣伝番組（映画の宣伝版）が流れている。これだとわたしも気が紛れるのが救いだわ
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断乳！？７日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/05金] |
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| 01:00 |
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ねんね
０時半、今までテレビの方を見て座っていたのが急に立ち上がって向きをかえ、わたしに向かい合うかたちでぺたんと抱っこされてきた。
そのまま、すーすーねんね
それからも何度かフニャフニャ泣くが、結局抱き上げることもなくそのまま朝まで寝続けた
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| 06:30 |
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ご機嫌さん
寝起きはちょっと怪しかったが
「りんごのじゅーしゅ、のむ～」
とねだり、それからはとても機嫌がよい。かーちゃんのお膝に陣取って、ビデオをつけることもなく朝ごはんを平らげて、自ら自分の椅子へ乗り移り、ぶー（車）のおもちゃで遊んでいる
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| 15:00 |
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ちびろく発熱
「ちびろくちゃん、お熱出ました。お迎えに来てください」
キャーッ！とうとう来たか、という感じである。わたしの母に迎えを頼み、病院へも連れて行ってもらった。小児科の診察によると、喉の腫れからくる発熱らしい。おばばの抱っこで１７時過ぎにコテンと眠ってしまったそうだ
毎晩毎晩、喉も裂けよとばかりに泣き叫び、ちっとも寝ないのだから当然か。親もフラフラだが、当のちびろくが一番たいへんだったのだ。
結局17:00～20:30まで、おばばんちでねんね
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| 21:00 |
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おうちに帰る
寝ているちびろくを抱きあげ自宅へ運ぶ。実家と自宅は同じ敷地内にあるので、こんなときは便利である。さすがにちびろくのカラダは熱い。熱のある子どもの重みはなんとなく切ないものだ
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ご機嫌さん
お家に帰るとぱっちりと目覚めたちびろく。３時間ほど眠ったのですこし疲れが取れたらしい
「じゅーしゅ、のむ」
とカワイクねだり、りんごジュースをチューチュー飲んだ。夫のお土産のドーナツ箱に気づき
「はんぶんこ、あるー」（←ドーナツのこと）
「はんぶんこ、食べる？」
「ウン！」
夕飯代わりにドーナツを半分とちいさく結んだおにぎり一つ、りんごを食べて薬を飲んだ。そこまではよかったのだが、今度はいきなり
「ぴよぴよー、ぴよぴよー」
と言い出した。ちびろくはひよこ（←ひよこの形のお饅頭）が大好きなのだ。いつも食べているわけでもないのに、急に思い出したらしい。今はないから明日買おうねと言い聞かせるが、シツコクねだり半泣き状態。機嫌を損ねるのを恐れ、慌てて夫に買いに行ってもらう
「とーちゃん、行っちゃったね」
と話しかけると
ぶーでいった
ばいばいーっていった
とーちゃんぶーでいった？
びゅーんっていった？
と立て続けに返事が返る。かわいいものだ
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| 21:10 |
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抱っこ
とーちゃんが帰宅。お饅頭を食べ、ビデオをつける。熱はまだ高いが、機嫌がよいのが救いである
眠い呼吸にかわってくるが、ねんねしようと誘っても断固拒否
あまり強くは誘わずに様子を見ることにする
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| 22:30 |
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とーちゃんと仲良し
とーちゃんのお膝にちょこんと座り、男二人で仲良くトミカのホームページを見ている
この隙にわたしはちょっと休憩
「こい、ろく、もっとぉ」（これ、ろく、持ってる）←ちびろくは２さいにしてバリバリの方言を使うのだ
と、手持ちのミニカーが登場するとうれしそうに報告する
とーちゃんも相当ウレシそう
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| 22:20 |
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ねんね
ビデオが終了したのを潮に
「ビデオもねんねしたよ。ちびろくもねんねしようか」
と誘ってみた。今度は素直に頷いて、いっしょに布団に入り電気を消す
「トントンしてあげようか」
「イヤ！」
ちびろくはわたしに背を向けてうつぶせになり、コテンと眠ってしまった。サビシー
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| 23:30 |
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「いたいーいたいー」
と泣き出した
慌てておなかをまぁるく撫でてヨシヨシする
１５分ほどで落ち着いてまた寝た
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断乳！？８日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/06土] |
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| 08:30 |
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ご機嫌さん
夜中に何度か泣いたものの、大事には至らず無事朝を迎えることができた
「はんぶんこ、たべるー」
と機嫌よく起きだして、ドーナツの朝食を平らげた
熱をはかると３６．６℃。平熱にもどり、ちょっと安心。たっぷり眠り、体力回復したらしい
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とーちゃんぶーでお出かけ
「とーちゃんぶーで！とーちゃんぶーで！」
と泣くのに閉口し、夫の車でお出かけした。しかし、行った先では抱っこお化け
「かーちゃんイヤー！とーちゃーん」
とわたしを嫌い、夫にばかり抱かれている
おっぱいがなくなったかーちゃんに用はないんかぃ（怒）
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| 20:00 |
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夜ゴハンムシャムシャ、オヤツもパクパク
わたしも夫も連日の疲れで不機嫌だが、ちびろくさまは元気イッパイ。しかし情緒は不安定。ちょっとしたことで不貞腐れ、ぶーぶー泣いて抗議する
それにしても、早く寝てくれないものかしら～。かーちゃんだってくたびれているのだ
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| 21:50 |
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遊ぶぞ、遊ぶぞ！
ちびろくは、すっかりテンパッて、ハイになっている。とりあえず親が布団に入り、誘ってみることにした
「ちびろく、ねんねしようよ。かーちゃん、もう眠いよぅ」
「ぶーとねんね！」
ちびろくはミニカーその他の車のおもちゃをすべて布団へ運んでくる。ひしっと両手にぶーを抱え、何度も何度も往復する
「さぁ、ぶーとねんねしよう。お目々ナイナイして、おやすみ～」
ぐーぐーぐー（←わたし）
ちびろくは、しばらくコロンコロンと眠る姿勢を探しながら転がっていたが、布団を蹴り飛ばし
「いたいー、いたいー」
と泣き出した。あぁ、今夜も始まったのね（悲）
一緒の布団にいるわたしを蹴り、手のひらでぎゅうぎゅう押しながら
「いたいー、おててがいたいー」
と喚くのだ
「あんたが押すから痛いんでしょう！？もういい加減にしてよ！！！」
ちびろくは手を伸ばした仰向けの姿勢のまま、ひっくり返ったかぶと虫のようにジタバタジタバタ泣いている
「あー、もぉッ！」
と抱き上げると
「あっち」
とリビングを指差した。もうこうなったら仕方ない。観念して電気をつけた
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| 22:30 |
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つまるところちびろくは、喉が渇いていたらしい
パックに入ったオレンジジュースと５００ｍｌペットボトルのお茶、同じくペットボトルのポカリスエットを手許に置き、交互に飲むのを繰り返す。いつもならそんなことを許したりはしないのだが、寝てほしい一念で、行儀には目をつぶる。ちびろくは半べそ状態で、いつキーキー泣きが始まるか、どきどき見守るわたくしだ
ペットボトルに直接口をつけて飲むやり方は最近覚えた新技だ。昼間のドライブ中にそうして飲んだのを思い出したのだろう。うちにいるときはコップで飲むのが習慣だし、そもそもポカリスエットだって好きではないはずなのに。
それにしてもわたしは眠い
渇きが癒されたちびろくは、ショベルカーで遊びだし、アルバムを見せろと大騒ぎ。かーちゃんの眠気とイライラは募るばかりで収まらない
ちびろくだって目をこすり、もう眠いはずなのに、わたしの膝から飛び降りて、棚からアルバムを引っ張り出し、机の上に山を積み上げる
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| 23:05 |
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ちびろく流血
いい加減に寝ろよ、とムカムカして、ちびろくを放ってトイレへ行った
「ギャーーーッッ」
のんびり用を足していると、ちびろくの叫び声が響いてきた
「どうしたッ！？」
寝ていた夫がスグサマ駆け寄ってくれたようだ。ちびろくは椅子から落ちたらしい。テーブルの下に転がってギャーギャー泣いていたそうだ。
ちびろくは唇を切り、派手に血が流れている。
ひとしきり抱っこで泣いて落ち着いた
わたしと夫は口もきかず、夫婦仲は最悪だ
わたしは目を離したという負い目があるし、夫は寝ていたという負い目がある。お互い黙りこくったまま、重い時間が流れていく
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| 23:30 |
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電気を消す
もうたまらん、ということで親は布団へ避難して電気を消した
ちびろくは案外素直に布団に入り、ねんね
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断乳！？８日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/07日] |
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| ０7:15 |
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大泣きで起床
「いたいー、いたいー」
と大泣きで目覚める。抱っこすると落ち着くが、布団におろすとぎゃーと泣く。とてもじゃないが抱っこし続けるパワーもなく、そのまま起床と相成った
朝シャワーの後、わたしがハダカでうろついていると
「おっぱいー（はぁと）」
と寄ってきた。ニコニコと手を伸ばし、むんずとちちくびをつかむのだ
「ぎゅってしたら、かーちゃん、いたいよぅ。やさしくしてね」
「かーちゃんおっぱい、ふわふわ～♪」
あんまりうれしそうなので、ついつい触らせてしまう。ひとしきり触ると満足して、そのまま離れていっちゃった。ちびろくは、もうすでにおっぱいを飲む気はないらしい
夜中に泣くのは断乳泣きと言うよりは、もはや夜泣きなのだろうか。だとすると、泣きははいつまで続くのだろう。何となく朝からグッタリのかーちゃんなのであった
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| 21:30 |
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ビデオを見ながら床でねんね
「ねむねむになったねぇ。お布団に行こうか」
ふとんにシフトさせると、すんなりねんね
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断乳！？９日目 |
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ちびろく２さい４ヶ月の終わり [2002/04/08月] |
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| 06:00 |
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フニャフニャ
結局ちびろくは、朝までぐっすり眠ってくれた
６時ごろ一度目を覚まし
「おっぱぁーい」
と手を伸ばした（←ウレシイ）
飲むかな、飲むかな？と思ったが、飲まずにそのまま眠ってしまった
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| 07:30 |
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起床
二度寝がたたり、いつまでもぐーぐー寝ているので叩き起こす
「おっぱぁーい」
と触りに来るが、そのままゴハンと相成った
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| 20:00 |
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ねんね
とーちゃんと遊んでいるうちに、きしゃぽっぽセットの真ん中で行き倒れたらしいよ
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断乳！？１０日目 |
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ちびろく２さい５ヶ月 [2002/04/09火] |
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| 06:00 |
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最後のおっぱい
今日も朝までぐっすりのちびろく。今朝も寝ぼけて
「おっぱい～」
と擦り寄ってきた。まさぐるだけかと思い、好きにさせていたら！いきなりぱくッと喰らいつかれた！！
やばッ
と思わず目が覚めたが、断乳をはじめてもう１０日。どうせロクにおっぱいも出やしないだろうし、わたしだってまだ眠い（←本音）
ここで無理やりひっぺがして大泣きされるのもつらいわぁ、とついつい放任してしまう
これが本当に最後のおっぱいになるんだなーとしみじみと感慨深い。すこしだけちゅくちゅくさせた後、このままじゃやばすぎると考え直し、まったく出ていない右側のおっぱいにすげ替えた。その出ないおっぱいをかなり執拗に吸い続けるちびろく（←哀れ）
「ほらねぇ、おっぱい出ないねぇ。おっぱいナイになっちゃったねぇ」
と声をかけると、ちびろくは案外素直に納得し、ご機嫌で起床
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| 22:00 |
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ねんね
遊びの途中で行き倒れてねんね
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断乳！？１１日目 |
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ちびろく２さい５ヶ月 [2002/04/10水] |
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| 05:00 |
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大泣き
「いたいーいたいー」
と寝ぼけて大泣きちびろくさま
抱っこしてやると落ち着くが、そーっと布団に降ろすとまたジタバタ暴れて泣き出す始末
ひー、もうだいじょうぶだと思っていたのに～。甘かったかしら～
６時になったので、仕方なくそのまま起床させることにする。
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| 11:00 |
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かーちゃんダウン
発熱のため会社を早退し、（木）（金）休み
３９．５℃の熱が３日続き、ヘロヘロだ。当然ちびろくの面倒をみることもできず、別室にこっそり篭りすべてを夫に委ねる始末。スマン
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断乳もどき開始から２週間
結局わたしの発熱騒ぎでうやむやになってしまったが、ちびろくの断乳をめぐる騒動はひとまず終結したと言ってよいのだろう。
ちびろく２さい５ヶ月、しあわせだったおっぱいライフにバイバイだ。
親が無理やり決めた断乳ではなく、諸事情により追い込まれ、ちびろくが自分で選んだ「おっぱいバイバイ」だから、これでよかったのだと思うことにする。
たぶんこれからしばらくは、おっぱいがなくて眠れないちびろくの夜泣きをめぐる戦いが繰り広げられるのだろうケド
「おっぱいー」と自分からねだってくる子にちちを飲ませるというわたしの夢を叶えてくれてありがとう。貧乳ぎみのかーちゃんで、ちびろくに苦労かけてごめんね。だけど、ちびろくにおっぱいを飲ませるのは、かーちゃんもとってもしあわせで楽しい時間だったのよ
断乳後のちびろくの変化
その１ 朝ごはんをモリモリ食べるようになった
その２ 夜中に起きることがなくなった（←それまでは２，３回目を覚まし、おっぱいを飲んでいた）
その３ 夜泣き攻撃の開始
夜泣き攻撃はまだ続きそうだが、これはもう断乳のせいとは言えないだろう。眠るための新しい儀式を模索するための泣きとして受け入れてやるしかない。生まれたときからずっと２年半近くもおっぱいに依存していたのだから仕方がないと、親が腹をくくるしかないのだ。
それにしてもわたしの発熱は予想外。久々の高熱が続き、頭はモーローとし食事も摂れず３ｋｇやせたのは喜ばしいが（←チガウ）、夫にはすまないことをした。その間、ちびろくの世話はもちろん家事一切引き受けてくれた夫には感謝の言葉もないくらい。ちびろくは、そんなときに限ってちっとも寝付かずぎゃーぎゃー喚いていたらしい。（←遠くの方からその声が聞こえたような気もするが、起き上がる気力はどうしても湧かなかった）やっと寝たと思ったら、夜中にむくっと起き上がり
「かーちゃん・・・」
とつぶやき、わたしを捜していたらしい
「かーちゃんはいないでしょう。かーちゃんは病気なの」
と諭すと、コテンとまた寝たそうだけど。ちびろくもよくがんばってくれたよね。こんなかーちゃんでごめんね～（泣）
これからまた、いろんなことがあるのだろう。
甘えた小僧のちびろくが、これからも強い子ちゃんになれますように。
まずは一つのハードルを越え、ちょっとホッとするかーちゃんなのであった
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