| ちびろくとグアム |
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| ちびろくとグアム |
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育休とって旅に出るのだ |
ちびろくとデート−THE
PLAZA |
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準備編 |
POOL−アウトリガーのプール |
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ウキウキ出発！ |
TUMON SANDS PLAZA |
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グアム到着 |
最後の一日−DFS |
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家から空港までは高速を使って１時間弱の道のりである。早起きして、余裕を持って出発する。ちびろくはチャイルドシートでグウグウ寝ていた。ここで眠ってしまったら飛行機で泣くかとも思われたが、せっかくなので寝かせておく。 順調に到着。 民間のパーキングに車を停め、ワゴンで国際線ターミナルまで送ってもらう。ポーター付き（←失礼）で楽ち〜ん。ちびろくのベビーカーもヒョイとのせてもらえたし、とても助かる。空港ロビーに着いてしまえばカートがあるのでだいじょうぶだだが、パーキングからそこまでが心配だったのだ。ちびろくを抱え、ハードスーツケースとでっかいちびろくバッグ（←機内持ち込み用のバッグ。なかにはちびろくグッズがぎゅうぎゅう入っている。重い）、ベビーカーまで転がすのは辛い。 ハードスーツケース２つ （１つは祖母と母、１つはちびろくとわたし） でっかいボストンバッグ１つ （ちびろくグッズでぱんぱん） 中くらいのボストンバッグ１つ カートにのっけてガンガン進む。 福岡国際空港ターミナル３階され、子連れにもやさしい。まずはここで１度目の授乳。 授乳室で７ヶ月の女の子を連れたおかあさんと一緒になり、「お互いがんばりましょう」とエールを交わす。 彼女はひとりでハワイまで。ベビーカーはなく、だっこひもでのりきるそうだ。みんながんばっているのね。 ここで姉と甥っ子と合流しメンバーは勢揃い。ＪＴＢカウンターでチケットを受け取り、手続きを済ませる。この辺はすべて姉に任せてしまった。でっかい荷物（←ちびろく）を抱えたわたしは甘やかされて大名旅行だ。祖母と荷物番さえしていればよい。搭乗口までベビーカーを持ち込むことも出来るそうで、安心した。旅行会社に問い合わせたときは「あまり数が多かったらできないこともある」という回答だったので心配していたのだ。 難なく出国審査を終え、出国ロビーへ。 | ||||||||||||||||||||||||||
まずはお約束の免税店へ。狭くて見やすい。 独身のころだったら寂しく思うかもしれないが、子連れには狭い場所にぎっしり店がつまっているほうが、移動の手間がかからなくてよいのだ。出国カウンターを通り抜け、目の前のエレベーターで１階降りたらそこは免税店。（もちろんエスカレーターもある） ベビーカーでやっと動けるくらいの通路だけれど、文句は言えない。ほとんど、化粧品と時計売場だ。 購入したのは
これらは実はグアムで購入した方が多少安かったことが判明。 買い物も済ませ、いざ機内へ。 一応「子連れのお客様を先に」とアナウンスがあるが、周囲は子連ればっかりなので、意味なし。わたしはかさばるベビーカーを抱えているため、最後の方に乗り込んだ。 それでも
しかも肩にはかさばる上に重たいちびろくバッグを抱えているのだ。ヒ〜！ ここではスッチーが座席番号を聞いてくれ、でかバックをひったくって持っていってくれたので大助かり。 軽い気持ちでバッグを持ってくれたであろう彼女が、そのあまりの重さによろめいていたのが気の毒であった…。 | ||||||||||||||||||||||||||
さあ、ドキドキの３時間半である。 残念ながら飛行機は満席。周りもぎっちりと人で埋まっている。 「ちいさい子がいますので、泣いてご迷惑を掛けるかもしれませんが…」 と、周囲に笑顔を振りまいておく。 ちびろくが泣きわめいた場合、何も言っていないよりはマシだろう。ちびは飛行機に乗るのも初めてなのだ。何が起こるかわたしにもわからない。ハハの緊張をよそに、ちびろくはご機嫌である。 コンチネンタルミクロネシア航空の飛行機は小さい。 通路を挟んで両側に、３人並びの座席があるだけだ。 ３人並びの座席で窓際に祖母、真ん中に母、そして通路側にわたしとちびろく。 前の列の窓際に甥っ子、真ん中に姉、通路側の席は反対側の座席の家族連れのお母さん。 ちびが泣いた場合、機内を歩き回って気をそらすために、動きやすい通路側を選んだ。 さあ、定刻すこし前に飛行機は移動を始め、いよいよ離陸である。 離陸の際の気圧の変化から耳を守るため、子どもには何か飲ませるか、おしゃぶりをくわえさせるとよいらしい。 一応おっぱいで凌ぐつもりでいるのだが、うまくいくだろうか。 くわえさせるタイミングが難しい。あまり早くやりすぎると、肝心なときまでに飲み終わってしまうし、飛び立ってからくわえさせても、すぐに調子よく「じゅっ、じゅっ」と出てくるわけではない。おっぱいは、ちびが吸うことによって、分泌されるのだ。 もともと貧乳ぎみのおっぱいでもある。わたしはちびろくを横抱きにし、いつでも飲ませられる体勢を取ってタイミングをはかる。どうやら飛行機は滑走路まで行き着いたらしい。離陸を始める旨のアナウンスが流れる。 今だ！ それっとばかりにちびろくをＴシャツの下にもぐり込ませ、ちちくびに吸い付かせる。直前の授乳から２時間半。現在３時間おきの授乳で安定しているちびだが、飲みが心配である。 「おれ、いまはのみたいきぶんじゃねぇんだよ」 なんてそっぽ向かれたら困るのだ。飲んでくれぃ！ 果たしてちびろくはゴクゴクと調子よく飲み始め、泣きもしない。泣かないということは、きっと耳は痛くないのだ。それから片乳１０分づつ飲んで、あえなくちびは眠ってしまった。バンザイ！ 結局それからグアム到着まで３時間半、眠りっ放し。 親孝行な息子である。 着陸のため、高度を下げ始めたころに、たたき起こして、おっぱいをふくませた。授乳時間的にもちょうどよいタイミング。楽勝！心配の半分は、もう済んだのだ。あまりのスムーズさに、いい気になってしまいそう。いやいや、気を引き締めねば！ それでも３時間半、身動きもままならずノンストップ抱っこはかなり苦しい。 ちびろくはまだ４ヶ月なので、膝にのせたままテーブルも倒すことができ、機内食も頂けた。（←おいしかった！）が、もうすこし月齢が高くなれば、かさばって（←失礼）、テーブルは倒せないだろう。 後から持ってきてもらうという手はあるが、何せフライトは３時間半。食前のドリンクサービス、食器下げ、食後のドリンクサービスで忙しいスタッフ（しかも２人＋１人？）に忘れ去られる可能性だってあるのだ。 さらに、ちびろくと接触している膝、腹、胸、腕は汗ばんでグッショリ。もちろん、ちびろく自身も背中は汗でしめっている。それでもせっかく寝ているのに、起きて騒ぐのが怖くて着替えさせることができなかった。１枚脱がせ、背中にガーゼを突っ込むのが精いっぱいである。（←小心者） もちろん、おむつも替えなかった…。 ありがとうパ○パース。すばらしい吸収力に、感謝。 | ||||||||||||||||||||||||||
